一度終わったブランドが、また動いている
PebbleはE Inkディスプレイと1週間持つバッテリーが売りの初期クラウドファンディング系スマートウォッチ。2016年にFitbitに買収されて実質終了した。それを創業者本人が、コミュニティと一緒に作り直している、という珍しい経緯のプロジェクト。
今回の発表の中身
- 「Pebble Time 2」は2万3千台超を製造し、事前注文の8割以上が配送済み。7月28〜31日に全色の在庫を配送完了予定。
- 円形の「Pebble Round 2」は7月下旬に量産開始、9月末までに事前注文分の配送を目指す。
- スマートリング型の新製品「Index 01」も既に量産開始、8月末までにほぼ全ての事前注文を配送予定。
- バッテリー持続時間が改善: Pebble 2 Duoは17日→30日以上、Time 2は約21日。
- タッチスクリーン・スピーカー・RGBバックライト用の新APIを追加。
- コードベースをGitHubで公開しており、数十人の外部開発者がApple HealthKitやGoogleの健康データ同期などを実装して貢献している。
- ハードウェア不具合の報告330件について、保証期間外でも無償交換で対応。強化ガラスの破損(全体の0.25%)も同様に無償交換。
思ったこと
一度「無くなった」ブランドを、当事者本人がもう一度組み立て直しているのが面白い。しかも会社対応ではなく「保証切れでも無償交換します」「外部の人がHealthKit連携を作ってくれています」という、コミュニティで支え合う運営の仕方をそのまま公開しているのが好印象だった。ガジェットの復活そのものより、動かし方の誠実さの方に惹かれた。